[2022/12/27] 県東真岡 新年の抱負
掲載日時:2022/12/27
管理者 小野 敦生
こぶしの会で働き始めてから、気づいたらもう10数年が経ちました。入社当時を振り返ってみると、知識もない、経験もない、信念も、、、妙な自信だけあったような気がします。そこから比べると、少しはマシになったかな…と思いますが(願望です)、ご利用者とご家族、職員たち、地域の方々にご教授いただきながら進めていく大切さを知ったのはつい最近のことのように感じます。「いくつになっても初心を思い出し考える、その時々の初心を考える」最近教わった言葉です。なぜこの仕事を選んだのか、なぜその時々でその選択をしたのか、純粋な気持ちを大切に、今後福祉に関わっていく中で、力を発揮できるように切磋琢磨していきたいと考えています。
就労移行支援事業所では、どんな小さなことでも敏感に反応し、広い視野、洞察力を培いご利用者支援を行うといった気持ちを持ちながら就労支援を行うことを目標にしています。今後、ご利用者の希望である「一般就労」への目標を達成できるように、支援者・ご利用者共に日々勉強していき、一番大切な事として、支援者がご利用者の身になって、寄り添いながら日々取り組んでいきたいと感じています。今後も関係してくださっているすべての方と力を合わせて、より深く、より気持ちを込めて、より努力していき、より笑顔あふれる事業所にしていきたいと思います。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
県東ライフサポートセンター・真岡 (就労継続支援B型事業)
須藤 芳枝
県東ライフサポートセンター・真岡では、令和4年10月から、初めて農業を開始しました。耕運機の操作も苗の植え付けもあおむし退治も、どれも初めて体験するご利用者がほとんどでしたが、みなさん説明を真剣に聞きながら臆することなく挑戦していました。ただ、あおむし退治については、日頃から野菜作りを趣味としているご利用者と農家育ちのスタッフ以外は「ここにいる!」と発見するだけの担当になっていました。今まで1時間程度下請けの作業をして帰られていたご利用者も「農業をやってみたい」との希望があり、参加するようになりました。畑に行くのをとても楽しみにしていて、「畑にいると時間があっという間」と話され、少しずつ利用時間も延びていき、最近では畑があってもなくても3時間近く利用できるようになってきました。これも自然のなせる業かな…と感じています。
令和5年からは、今以上に農業の活動時間や一緒に活動するご利用者を増やし、みなさんと様々な野菜を育て、収穫した野菜を沢山の方に食べていただけるようにしていきたいと思います。
みらいの畑で作業しています
収穫中!